2016.05.29 行雲流水
大きな広い青空に、悠然と流れいく雲。
よどむ事なく、流れていく水。

なんて大らかな自然なのでしょう。

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優しい風も、起きる雨風も嵐も、
どんな状況も取捨しないで、ありのままに。
一瞬、一瞬ごと、表情を変えていく雲は
止まることなく執着なく、淡々と生きているよう。

5月の空に、今ここ、自らのこころ映して眺めています。

(上の写真は先月のNYセントラルパークより
Mさん~届けてくださってありがとうございます♪)


昨年母の日に、息子が贈ってくれた蓮…
もう枯れ果ててしまった泥の塊?^^;でしかなかった冬を越えて、
ぐんぐんと力強く育っています!

広げた葉っぱの上に、お釈迦様が坐られているようですよ~
想像してみてくださいね

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早稲田通りを歩いていたら、お寺にこのような言葉が…
「しあわせな人生より、ありがたい人生を。」

深いな。しかと、受け止めて


今週は火曜日~目白クラスにてお待ちしております♪
はい!そろそろ最終編~やっぱりお寺ばなしにて締めます


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東京に戻る朝、東山三条にある母方の菩提寺に手を合わせてまいりました。


奈良時代、行基が東岩倉山(左京区)の一切経谷に阿弥陀堂を創建したのが始まりのお寺で、
行基が彫ったとされる3メートルもある大きく立派な像が祀られています。


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ご本尊の前に坐らせていただき、ご住職様お経をあげてくだいました。


幼いころ、怖くて怖くて大きな仏様のお顔を見上げられなかったことや、
祖父母や若かった両親など、ふと様々な記憶が蘇り、
この度の阿弥陀如来さまとの再会は特別なものに感じずにいられませんでした。


そんな思いからでしょうか、
東京に戻った日の夜、この阿弥陀さまが夢に出てこられ、
びっくりして目が覚めたのです(°_°)

もしかしてお迎えにいらしたのかなぁ。
こんな安らかに阿弥陀さまに迎えにきていただけたなら、
もう喜んで彼方にまいりたい…

と同時に、
ずっと私は忘れ、心にもないままに過ごしているが、
いつも見守ってくださっていたのではないかと、胸が熱くなりました。

「他力の信心」というもの、
改めて思い至る不思議な有り難い夢でありました


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お参りさせていただいた時、丁度ご住職さまはお掃除中だったそうで、
屏風や掛け軸が本堂にたくさん出されておりました。

思いもがけず、博物館に来た思い(゚∀゚)ついてるついてる。
これも阿弥陀様のはからい?^^



さて、

最後に「にしん蕎麦」^^
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母の好物だったにしん蕎麦を食べたくて、思い出の松葉さんに立ち寄りました。


運ばれたものを見て、思わず
「にしん隠れてる~」と年配の店員さんに笑ったら、
このほうがお出汁に味がしゅんで美味しくなるそうな^^

ご親切に食べ方まで示唆してくださり、
そんな京都弁も何よりものご馳走でございました


ここまで勝手気ままな長々と綴ってまいりました拙文に、
お付き合いくださいましてありがとうございました。


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GW最後の日曜日、お江戸日本橋のスタジオから心新たにスタートしました。

大いなるかな、心や。
人は過去からも未来からも自由になり
今を生きられる。

たくさんのご縁に支えられ、生かしていただいているこの命に、

正直に、慎み深く、おごらぬよう、心の師となり、精進してまいります
引き続きよろしくお願いいたします。

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お寺ばなしが続いたので、今日は食べもの編で~

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京都を離れてかれこれ25年…
すっかり街の様子は変化し、おどろきと発見がいっぱいです。
変わらずにあるのは鴨川の流れと、高瀬川の流れぐらいかなぁ^^


学生の頃、四条木屋町の不二家でアルバイトしていたことがあるのですが、
今は面影もなく、そこはマツモトキヨシに~(〃▽〃)
時代ですね。


ゼリーポンチとゼリーミルク
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そんな昔、友達としばし待ち合わせしたのがここ喫茶「ソワレ」
店内のブルーライトが異空間な落ち着きを醸し出しているのは昔と変わらずです。

歳月を経て懐かしい場所に
娘と一緒に今ココにいることの不思議さと、
嬉しさが思い出と共にこみ上げてくるのでした。



父方の叔母たちと@懐石フレンチ「幹」にて
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アート感あふれる旬のお食事をご馳走になりました。
久しぶりに語らう総勢6人の女子会に^^お腹も心も大喜びの夜でした。
忙しい中、企画してくれた従妹と、叔母に感謝です。

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こちら「nikiniki
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これ八つ橋です!
5種類から好きな八つ橋と、数種類のあんやコンフィチュール中身を選ぶと、
その場で仕立ててくださいます(o‘∀‘o)
食べるのがもったいなくらい可愛くて、進化した八つ橋に感動もの♪



大津京の叔母の家から
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この日は母方の伯父伯母も集まり、迎えてくださいました。
母が他界して16年になります。
母そっくりな叔母に久しぶりに会い、もしも母が生きていたらどんなふうなのかな、
こんな時間もたくさん過ごせたのかな、手作りのお料理をいただきながらジンときて。

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母達が生まれた家のお向かいにある料亭「下鴨茶寮」のお弁当を囲いながら、
総勢8人の賑やかな夜、暮れゆく琵琶湖を眺めながらの楽しいひと夜に
きっと亡き母も喜んでくれているだろうな。


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今は父もいない京都に帰るのは寂しく、悲しい思いがあるのですが、
突然の帰京にも温かく迎えてくださる人がいること、有り難く、しあわせ者です。

「ご縁の宝もの」、かみ締める今回の帰京でした。

青もみじ浴~

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聖一国師を開山として築かれた東福寺。
渓谷に架かるもみじの名所、通天橋で深呼吸~
溢れんばかりの若葉萌ゆる英気を感じます

国宝 三門
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本坊庭園「八相の庭」
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普門院前の庭園
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なんて正確に掃き清められたお庭でしょうか!

ひとすじ一筋ごとの跡をみて、その作務と精神を鑑みます。
これこそ、「禅の心をかたちに」ではありませんか。

あまりにも驚き、修行の厳しさ、その意味に、
しばし坐り、静慮しました。


生きることに(掃き清めることに)、なにか目的があるのではなくて、
生きること、生きているその中に(掃き清めているその中に)、
心身の鍛練から、生そのものが見えてくるのだよ、

行為することに意味があるのではなくて、
行為そのものに今を生きる中に、
有と無を離れた、大らかな自由な心があるのだよ、

5月のそよ風に乗って、そんな声が内に響いてくるのでした。


禅堂
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国内最古最大の禅堂で、中世から残る唯一の坐禅道場だそうです(◎_◎)

中に入ると、ヨーロッパの大聖堂のように天井が想像以上に高く、坐数400以上もあり、
これだけの数の修行僧が一斉に坐されると想像すると圧巻です。


一時坐禅すれば、一時の仏なり
一日坐禅すれば、一日の仏なり
一生坐禅すれば、一生の仏なり
『聖一国師語録』より

まさにダルマさんに…
建仁寺「大雄苑」の枯山水を覗き見て
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「喫茶去」
~さあ、まずお茶でもどうぞ~

何かことを起こすにも、
何か言葉を口にするにも、
まずひと息ついてから


時折、早稲田にあるお寺で坐禅といけばなの教えをいただいているのですが、
毎回美味しいお茶と和菓子でもてなしてくださいます。茶礼です。

それは、誰であろうと山門をくぐる人に対し区別しないこころでもって、
裏表のないこころで察すること。
洗心の態度でお互いに接すること。

本当の「おもてなし」の心、言うは易しなかなか難しいものですね。


こころコロコロいつも変化し続けている我が心。

○△□乃庭


宇宙の根源的形態を示す、地(□)水(◯)火(△)
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学びは至る所、
すべて自分の内側にあること、気づかせてくれます。
そして、無知なる自分とまたひとつ、またひとつと、
果てしなく出会うのであります。はい。


日本に禅を伝え、喫茶の法を普及した栄西禅師の頂相
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さて、
東京よりも少し早く開催されている「禅ー心をかたちにー」観てまいりました。

@京都国立博物館
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見どころ、感じどころ、満載でした。
東京は10月18日からの開催です。ご一緒しませんか♪


帰り道、七条通り甘春堂さん本店に立ち寄り
ここで一服~喫茶去なり

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日本の茶祖
京都最古の禅寺である建仁寺を建立した栄西禅師(1141-1215)の言葉、
「大いなるかな心や」

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お天気に恵まれたGW、久しぶりに京都に帰りました。

青もみじが美しく映える新緑の季節に、
爽やかな風に身を委ね、心遊ばせる如く、
ゆるり有り難き時を、しばし楽しんでまいりました。


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大(おお)いなる哉(かな)、心や。
天の高きは極(きわ)むべからず、しかるに心は天の上に出づ。
地の厚きは測るべからず、しかるに心は地の下に出づ。
日月の光は踰(こ)ゆべからず、しかるに心は、日月光明の表に出づ。
大千沙界(だいせんしゃかい)は窮(きわ)むべからず、しかるに心は大千沙界の外に出づ。
それ太虚か、それ元気か、心はすなはち太虚を包んで元気を孕(はら)むものなり。
天地は我れを待って覆載(ふくさい)し、日月は我れを待って運行す。
四時(春夏秋冬) は我れを待って変化し、万物は我れを待って発生す。
栄西『興禅護国論』(序文)

(意訳)
私たちのもつ心とは何と広大なものであろうか。
天空の高さはきわまりないが、心はその高さをも超えることができる。
大地の厚さは測ることができないが、心はその厚さをも越えることができる。
太陽や月の光明より優れるものはないが、心の輝きはその光明をも凌いでいる。
宇宙は果てしないものだが、心は宇宙を越えて無限である。


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人間はどうあるのか、
いかに生きるのか、
どの心を得、生き、在るのか。

「心」という持ち方の大切さを説いた栄西禅師の真意を胸に、
瞑想し、写経を納め、心静かに「いまここ」味わいました。


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広大な建仁寺の敷地中にある栄西禅師の茶碑です。
その後方、むしろに覆われているのは小さなお茶畑(^-^)/
もうお茶摘みの季節ですね!


暦の上では立夏を迎えました。皆さま、如何お過ごしでしょうか。
しばし新緑の帰京日記~徒然なるままに、お付き合いください♪

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