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2017.08.25
9月のクラスご案内

処暑を過ぎ、蝉の声も和やかにこころ響いてまいります。
もう8月も終盤ですね。皆さま如何お過ごしでしょうか。
三菱美術館を訪ねました。『ミケランジェロとダビンチ展』

卒論でテーマにしたマルシリオ・フィチーノを思い出し、
人間の理性とはなにか、
肉体、そして魂とは… 問いかけていた頃の自分と懐かしく再会しながら、
イタリア・ルネサンスの息吹を感じるひとときでありました。
今ならどんなこと書くかな。。
フィチーノはヨーガへとつながる私の思想的遍歴の主要な港のひとつでありました


余分なものを取り除くことによって
荒々しく硬い石から生命ある像が得られ、
石が減るに従って像が大きくなるように…
ミケランジェロ
さて、新しい季節に向けてしなやかに心身調えてまいりましょう♪
9月のレッスンご案内申し上げます。
☆日本橋クラス
9月3日、10日、24日 日曜日12:40~14:20
場所:スタジオ・ラダ
東京都中央区日本橋室町1-1-5 日本橋ビル4F
参加費:¥2500
スタジオのヨガマットレンタル¥200
☆新宿クラス
9月19日 火曜日 10:10~11:50
場所: 新宿マイスタジオ
東京都新宿区西新宿7丁目9-17 5階
参加費:¥2500
☆ヨガマットご持参ください。
☆10時に5階に直接お集まりください。
更衣室はスタジオ内にございます。
8月締めくくりは27日の日曜日に♪
日本橋にてご参加お待ちしております。
残暑厳しき折、皆さまくれぐれもご自愛くださいませ。

2017.08.12
微笑みの仏陀
『タイ~仏の国の輝き~』に行ってまいりました。

紅葉が見事だった昨秋の「禅ー心のかたちー」以来の国立博物館です。
蝉の音が響き渡り、真夏の趣を魅せてくれています。
季節はめぐり、自然のなんて美しいのことでしょう。


ナーガ(蛇の神)に守られ、穏やかなお顔の瞑想中の「ナーガ上の仏陀坐像」。
片足を踏み出し説法に歩く、優美なお姿の「仏陀遊行像」。
右半分はシヴァ神で左半分は妃のパールヴァティー、両性具有の「アルダナーリーシュヴァラ」。
愉楽な表情で横臥している黄金の「仏陀涅槃像」。
観ている側も思わず口角が上がります
タイの仏様はお顔に微笑みを湛えとても美しくハンサムです。

絵葉書より
その中で、大きな法輪dharmachakraを初めて目の当たりにしました。
なぜ仏陀の教え、法dharmaが車輪chakraの形で象徴されたのか、、
法輪とは、
「仏法が人間の迷いや悪を打ち破り追い払うのを、
古代インドの戦車のような武器(輪)にたとえていったもの」
と説かれていますが、、
先日の横浜みなとみらいの観覧車「コスモクロック21」ともつながり?^^
「sukha」! 新たな気づきがありました。

絵葉書より
苦、楽、不苦不楽、
回転しつづけて生まれる世界は何であり、
車輪と一体となっているものは…
仏陀のシンボル「dharmachakra」は、またヨーガの教えでもあることを肌で、
いえ、毛穴で、、というのに近い感覚で^^; 不思議な体験をしました。
続きはクラスで(^-^)/

微笑みの国の名宝~特別展27日まで開催されています。

紅葉が見事だった昨秋の「禅ー心のかたちー」以来の国立博物館です。
蝉の音が響き渡り、真夏の趣を魅せてくれています。
季節はめぐり、自然のなんて美しいのことでしょう。


ナーガ(蛇の神)に守られ、穏やかなお顔の瞑想中の「ナーガ上の仏陀坐像」。
片足を踏み出し説法に歩く、優美なお姿の「仏陀遊行像」。
右半分はシヴァ神で左半分は妃のパールヴァティー、両性具有の「アルダナーリーシュヴァラ」。
愉楽な表情で横臥している黄金の「仏陀涅槃像」。
観ている側も思わず口角が上がります

タイの仏様はお顔に微笑みを湛えとても美しくハンサムです。

絵葉書より
その中で、大きな法輪dharmachakraを初めて目の当たりにしました。
なぜ仏陀の教え、法dharmaが車輪chakraの形で象徴されたのか、、
法輪とは、
「仏法が人間の迷いや悪を打ち破り追い払うのを、
古代インドの戦車のような武器(輪)にたとえていったもの」
と説かれていますが、、
先日の横浜みなとみらいの観覧車「コスモクロック21」ともつながり?^^
「sukha」! 新たな気づきがありました。

絵葉書より
苦、楽、不苦不楽、
回転しつづけて生まれる世界は何であり、
車輪と一体となっているものは…
仏陀のシンボル「dharmachakra」は、またヨーガの教えでもあることを肌で、
いえ、毛穴で、、というのに近い感覚で^^; 不思議な体験をしました。
続きはクラスで(^-^)/

微笑みの国の名宝~特別展27日まで開催されています。
2017.08.09
蓮華と観覧車と「sukha」
ヨーガの基本の座法にsukhasana(スカーサナ)と呼ばれる「安楽座」。

その「sukha」というサンスクリット語は、完全な穴、良いスペースという原義から
「良く完全につくられた軸穴、車軸をもつ車輪」を意味して、
「スムーズに回転する車輪をつけた車の乗り心地の安楽さや快適さ」を、
そして、安楽や幸福、満足などを意することばになったという。

2013年私ども家族のNYからの帰国とほぼ同時に
JETプログラムでAssistant Language Teacherとして来日していた娘の親友エミリーが
日本での歳月を経て、次のステップに向け、昨日元気に成田を発ちました。
コロンビア大学の4年間と日本での4年間、
娘の成長といっしょにずっと見守ることができた幸せと寂しさを味わう夏です
先週は仕事が多忙な娘をおいて(^.^)エミリーと横浜ふたり旅に出掛けました。
大学時代から娘とエミリーは阿吽のなかで、まるでツインのよう

なので私も本当の娘のような感覚です。


滞在していたホテルから眼下に回転する美しい観覧車をみていて、ふと思いました。
先に触れたヨーガの安楽座の語源、sukhaです。
スムーズに動かしている観覧車の車軸の中心は、みずからは動かず変化はしない。
それはすべての動きを生み出している空性で、それは即ち涅槃でも。
絶え間なく変化しつづける美しい観覧車が、輪廻と涅槃が一体化しているように見えてきて、
sukhasanaは、そんな輪廻即涅槃の世界を観察するヨーガの坐りかと。
夜景をながめる真夏の夜の夢のひとときでありました
車軸が確かであるように。
人生の回転を楽しめますように。

三渓園にて
9月からスタンフォード大学院でさらなる研鑽を積み進むエミリーに
日本の母は遠くからエールを送っています


その「sukha」というサンスクリット語は、完全な穴、良いスペースという原義から
「良く完全につくられた軸穴、車軸をもつ車輪」を意味して、
「スムーズに回転する車輪をつけた車の乗り心地の安楽さや快適さ」を、
そして、安楽や幸福、満足などを意することばになったという。

2013年私ども家族のNYからの帰国とほぼ同時に
JETプログラムでAssistant Language Teacherとして来日していた娘の親友エミリーが
日本での歳月を経て、次のステップに向け、昨日元気に成田を発ちました。
コロンビア大学の4年間と日本での4年間、
娘の成長といっしょにずっと見守ることができた幸せと寂しさを味わう夏です

先週は仕事が多忙な娘をおいて(^.^)エミリーと横浜ふたり旅に出掛けました。
大学時代から娘とエミリーは阿吽のなかで、まるでツインのよう


なので私も本当の娘のような感覚です。


滞在していたホテルから眼下に回転する美しい観覧車をみていて、ふと思いました。
先に触れたヨーガの安楽座の語源、sukhaです。
スムーズに動かしている観覧車の車軸の中心は、みずからは動かず変化はしない。
それはすべての動きを生み出している空性で、それは即ち涅槃でも。
絶え間なく変化しつづける美しい観覧車が、輪廻と涅槃が一体化しているように見えてきて、
sukhasanaは、そんな輪廻即涅槃の世界を観察するヨーガの坐りかと。
夜景をながめる真夏の夜の夢のひとときでありました

車軸が確かであるように。
人生の回転を楽しめますように。

三渓園にて
9月からスタンフォード大学院でさらなる研鑽を積み進むエミリーに
日本の母は遠くからエールを送っています


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