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2017.10.11
「神の詩」歌舞伎座にて

「主は万物の心の中にある。
そのマーヤ-(幻力)により万物を、
からくりに乗せられたもののように回転させつつ。」
『マハーバーラタ』の中の一編『バガヴァッド・ギーター』18-61より
マーヤ-とは「プラクリティ」のはたらきのこと。
それはすべての現象世界を創り出すチカラです

このところ投稿していた観覧車に法輪、そして曼珠沙華。
そしてその大切な中心車軸となる、sukha。
なんだか今夏以来、、曼荼羅のよう^^、大きな気づきをいただいています。

こちら紀子ちゃんにいただいたお茶杓(#^.^#)
話を戻しまして。
インドの古典文献を数多く著作された上村勝彦氏は
『マハーバーラタ』を翻訳されながら、
「ありがとう、ありがとう」と
いつも心の中で呟いていらっしゃったそうです。

この生でいま自分がおかれている境遇はすべて天の計らいと知り、
執着を離れ、結果を恐れず、
いまなさねばならないこと、いまできることを、ひたすら遂行せよ。
私はヨーガに出会い、なんども読み続けている著書ですが、
また新たな視点をいただきました。
期待を裏切らない本当にすばらしい舞台!
現在の世界情勢の中、観るひとに感動と多くの示唆を与えてくれます。
歌舞伎座「芸術祭十月大歌舞伎」ぜひお勧めです


TOKO
菊之助がインドへ行くドキュメンタリー番組を観て、ぜひ舞台を観たいと思ったのですが、遅きに失してチケットを取れず・・・。
朝日新聞の舞台評に「砂漠のイスラムの民は、時を始まりから終わりへ一方向に捉え、山のインドの民は時を廻るもの、還るものと捉えた」とありました。
以前舞台で観た菊之助さんは声が美しく、張りがあって圧倒されました。
再演を期待しています。
朝日新聞の舞台評に「砂漠のイスラムの民は、時を始まりから終わりへ一方向に捉え、山のインドの民は時を廻るもの、還るものと捉えた」とありました。
以前舞台で観た菊之助さんは声が美しく、張りがあって圧倒されました。
再演を期待しています。
2017/11/03 Fri 17:22 URL [ Edit ]
Makiko
TOKOさま、ほんとう再演を望みたいですね。
この投稿後、実はまた機会を得て二度め観ることができました。
偶然お隣りの席にインド人ご夫妻と27歳の息子さんがいらして、
幕間にバガヴァッドギーターなどなどお話しで盛り上がり再びの感動でした。
七之助さんの演技に何度もこみ上げるものがありました。言葉を超えた魂が入っていました^^
素晴らしい役者さんです。
イスラムを含め一つの神をもつ民は直線的思考にあり、循環思想の東洋と世界観が異なりますが、
現在「ーーースタン」がつく地名になっている辺りに根源があり、実は同じく「廻る」思想にあります。
その還るところが「存在」なのか、「虚空」なのか、その違いなのだと私は考えていますよ。
この投稿後、実はまた機会を得て二度め観ることができました。
偶然お隣りの席にインド人ご夫妻と27歳の息子さんがいらして、
幕間にバガヴァッドギーターなどなどお話しで盛り上がり再びの感動でした。
七之助さんの演技に何度もこみ上げるものがありました。言葉を超えた魂が入っていました^^
素晴らしい役者さんです。
イスラムを含め一つの神をもつ民は直線的思考にあり、循環思想の東洋と世界観が異なりますが、
現在「ーーースタン」がつく地名になっている辺りに根源があり、実は同じく「廻る」思想にあります。
その還るところが「存在」なのか、「虚空」なのか、その違いなのだと私は考えていますよ。
2017/11/06 Mon 09:05 URL [ Edit ]
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