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2020.05.14
「君」に希望の灯
明けない夜はない。
「しばらくは 離れて 暮らす コとロとナ
つぎ逢うふ時は 君といふ字に」
昨日13日の日経新聞に掲載されていた
イラストレーターのタナカサダユキさんの短歌です。
漢字の「君」を分解すると、
「コ」「ロ」「ナ」という3文字に(#^.^#)
「みごとなユーモアのその先に
希望の灯がまたたいている。」
と記事は締めくくられておりました。
哲学者三木清は『人生論ノート』で「希望」についてこう綴っていた。
人生は運命であるように、人生は希望である。
運命的な存在である人間にとって
生きていることは希望を持っていることである。
今は「会わない」、でいる君と、
もう「会えない」、君との違いを思わずにいられません。
「会わない」、でいることは、
君も私もいまここ、生きているってことだから。
そこに「希望」の灯は燃え続けてくれるように思います。
哲学者岸見一郎はこの三木の「希望」にこう言っていた。
「希望とは生きることを形成する力。
命をつなぎ、人生を紡ぐという意味でしょう。」
「君」に希望の灯を
でも、
「ほんとうの希望」について
三木はさらに綴っています。
それはまたの機会に。
「しばらくは 離れて 暮らす コとロとナ
つぎ逢うふ時は 君といふ字に」
昨日13日の日経新聞に掲載されていた
イラストレーターのタナカサダユキさんの短歌です。
漢字の「君」を分解すると、
「コ」「ロ」「ナ」という3文字に(#^.^#)
「みごとなユーモアのその先に
希望の灯がまたたいている。」
と記事は締めくくられておりました。
哲学者三木清は『人生論ノート』で「希望」についてこう綴っていた。
人生は運命であるように、人生は希望である。
運命的な存在である人間にとって
生きていることは希望を持っていることである。
今は「会わない」、でいる君と、
もう「会えない」、君との違いを思わずにいられません。
「会わない」、でいることは、
君も私もいまここ、生きているってことだから。
そこに「希望」の灯は燃え続けてくれるように思います。
哲学者岸見一郎はこの三木の「希望」にこう言っていた。
「希望とは生きることを形成する力。
命をつなぎ、人生を紡ぐという意味でしょう。」
「君」に希望の灯を

でも、
「ほんとうの希望」について
三木はさらに綴っています。
それはまたの機会に。
TOKO
この短歌、11日(月)の朝日新聞でも取り上げられていました。
「MRI検査を受ける母親に付き添って、病院の待合室でコロナウィルスについての貼り紙を読んでいる時にはっと気付き、これを五七五七七にするためにコとロとナに分けた結果、ソーシャルディスタンシングも表現することができました」
「直接つながれないもどかしさはありますが、あとひと踏ん張りか、ふた踏ん張りかわかりませんが、何とか乗り切りましょう」
との作者の言葉で記事は終わっていました。
(ただコメントを並べただけの朝日の記事より日経の記事の方がよいですね)
三木清の「人生論ノート」 昔々読んだ時、頭の中で言葉がぐるぐる回って、???でした。
読み直してみましたが、やっぱりわからない・・・
岸見一郎の「希望について 続「人生論ノートを読む」は少し分かり易いですが、やっぱり???
万記子様、ぜひ易しい言葉で解説して下さいませ。
「MRI検査を受ける母親に付き添って、病院の待合室でコロナウィルスについての貼り紙を読んでいる時にはっと気付き、これを五七五七七にするためにコとロとナに分けた結果、ソーシャルディスタンシングも表現することができました」
「直接つながれないもどかしさはありますが、あとひと踏ん張りか、ふた踏ん張りかわかりませんが、何とか乗り切りましょう」
との作者の言葉で記事は終わっていました。
(ただコメントを並べただけの朝日の記事より日経の記事の方がよいですね)
三木清の「人生論ノート」 昔々読んだ時、頭の中で言葉がぐるぐる回って、???でした。
読み直してみましたが、やっぱりわからない・・・
岸見一郎の「希望について 続「人生論ノートを読む」は少し分かり易いですが、やっぱり???
万記子様、ぜひ易しい言葉で解説して下さいませ。
2020/05/14 Thu 23:17 URL [ Edit ]
TOKO
追伸:こんな状況下でMRI検査を受けなければならない母親とともにありながら、こんな短歌を詠めるタナカサダユキさんは、まさしく希望をもっている人ですね!
2020/05/14 Thu 23:23 URL [ Edit ]
Makiko
TOKOさま、朝日に先に出ていたのですね!「SNSで披露された歌」、と日経で出ておりましたからいま話題の方なのかもしれませんね。ありがとうございます。
三木清の『人生論ノート』はことあるごとに開いてきた著書です。なぜが私の本棚に2冊もある(^.^)
若い頃はわからなかった文脈が、齢とともに深く読めるようになってきたのはやはり喜びでしょうか。
TOKOさん、是非いっしょに読み解きましょう。これからの人生に(^^ゞ
三木清の『人生論ノート』はことあるごとに開いてきた著書です。なぜが私の本棚に2冊もある(^.^)
若い頃はわからなかった文脈が、齢とともに深く読めるようになってきたのはやはり喜びでしょうか。
TOKOさん、是非いっしょに読み解きましょう。これからの人生に(^^ゞ
2020/05/14 Thu 23:42 URL [ Edit ]
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