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明けない夜はない。

しばらくは 離れて 暮らす コとロとナ
つぎ逢うふ時は 君といふ字に


昨日13日の日経新聞に掲載されていた
イラストレーターのタナカサダユキさんの短歌です。


漢字の「君」を分解すると、
「コ」「ロ」「ナ」という3文字に(#^.^#)

「みごとなユーモアのその先に
希望の灯がまたたいている。」
と記事は締めくくられておりました。



哲学者三木清は『人生論ノート』で「希望」についてこう綴っていた。

人生は運命であるように、人生は希望である。
運命的な存在である人間にとって
生きていることは希望を持っていることである。



今は「会わない」、でいる君と、
もう「会えない」、君との違いを思わずにいられません。

「会わない」、でいることは、
君も私もいまここ、生きているってことだから。
そこに「希望」の灯は燃え続けてくれるように思います。


哲学者岸見一郎はこの三木の「希望」にこう言っていた。

「希望とは生きることを形成する力。
命をつなぎ、人生を紡ぐという意味でしょう。」


「君」に希望の灯を 


でも、
「ほんとうの希望」について
三木はさらに綴っています。
それはまたの機会に。
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