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2024.02.14 歳月不待人
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歳月人を待たず...とはよく言われたことでありますが、

新年から、ブログの更新を怠っているうちに
早咲きの梅も河津桜も、春の気配を漂わせてくれる頃となりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょう。


先月末、NPO法人・生と死を考える会「教養講座」には多数ご参加頂き、
たいへん嬉しいご感想を多々頂戴致しました。
お陰さまで、無事に務め終えることができましたこと、
ご聴講頂きました皆さまに心からお礼申し上げます。


「死に続く生、無の中の有を思い描くこと、つまり物語ることによってようやく、死の存在と折り合いをつけられる。物語を持つことによって初めて人間は、身体と精神、外界と内界、意識と無意識を結びつけ、自分を一つに統合できる。人間は表層の悩みによって、深層世界に落ち込んでいる悩みを感じないようにして生きている。表層的な部分は理性によって強化できるが、内面の深いところにある混沌は論理的な言語では表現できない。それを表出させ、表層の意識とつなげて心を一つの全体とし、更に他人ともつながってゆく、そのために必要なのが物語である。物語に託せば、言葉にならない混沌を言葉にする、という不条理が可能になる。生きるとは、自分にふさわしい、自分の物語を作り上げてゆくことに他ならない。」
(河合隼雄・小川洋子著 『生きるとは、自分の物語をつくること』 p127)


ここにあるように、
今回の講義は私の「物語」を表出させて頂いた機会であったのかもしれません。

「生きるとは、自分にふさわしい、自分の物語を作り上げてゆくことに」
なにか繋がる営みに、微力ながらお役に立てたなら大変光栄です。



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盛年不重来  盛年重ねて来たらず
一日難再晨  一日再び晨(しん)なり難し
及時当勉励  時に及んでは当(まさ)に勉励すべし
歳月不待人  歳月は人を待たず
 
(陶淵明『「雑詩』其一)


盛りの年は二度とはない
今日という日は再び来ないのだから
楽しめる時を存分に楽しもう!
歳月は人を待ってはくれないのだから!!

「CARPE DIEM(今日一日の花を摘め)」


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刻一刻と染められゆく黄昏時に 修善寺にて 2.10


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