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顔を出して歩いていると痛~いほどに寒いこの頃です(^_^;)

この厳冬ももう後僅かかな~ 陽が随分と長くなって参りましたね!
ハーフムーンの美しい今宵です♪
みなさま、如何お過ごしでしょうか。




土曜日のクラス、Sivananda Roomより。
(ちょっとピンぼけの写真。。f^_^;)

生徒さんのお声、
「喧噪の中の隠れ家みたいなお教室ですね!」^^

はい、私はいつもお茶室にいる様な気持ちになります。
武士もここに入るには刀を置いて~ではないですが、
誰でもない自分に立ち戻れる、
またそれを謙虚に訓練する、空気に包まれています。



今回のクラスではこんなお話をしました。
一部をシェアさせていただきますね。

適切な休息Savasanaについてです。
サンスクリット語のSava+Asana、屍+ポーズです。
安らぎのポーズといわれますが、
本当の安らぎに至るには3つのステップが必要です。

その1は「体のリラクゼーション」。

体の動きは、思い、考えから発生し、
頭で考えたことが体の動きになり行動になります。
ですから筋肉を休める時は、頭から意識的に指令を出すこと
<自己暗示>がとても効果的なのです。

私のDVDやクラスで行う<意識回し>がこれですね。
その前に、体の各部分に緊張と弛緩を繰り返し、
体がリラックスした状態を確認しておきます。


その2は「心のリラクゼーション」。
心が緊張している時は、
呼吸をゆっくりとリズミカルにすることで和らぐことができます。

自分の呼吸に意識を集中することですね。


そして最後その3に「スピリチュアルなリラクゼーション」の要素です。

エゴ(自意識)から離れない限り完全なリラックスにはなりません。
自分自身を全てに浸透する力、平安、喜びそのものである純粋意識(真我)に
同調させることがリラクゼーションを完全なものとします。

「自分=体+心」と思い込んでいる限り、
怖れや心配ごと、怒りや悲しみがついて廻るからです。
魂のリラクゼーションとは、自分を離れ、心と体を外から眺めること。
「自分」という覆いをとって、重力に身を任せて。。

このような3つの要素によって完全なリラックスに至るSava Asana。
これはどんなポーズよりも本当は難しい。
ヨーガでもっとも大切な重要なAsanaです。


      “五感の世界を漂うとも、五感の調和を保つ魂ならば、
           静寂の中にやすらぎを見い出す“ 
                          Bhagavad Gita より


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